過食症の治療ではプロテインが有効であるとのことですが、どのプロテインがよいか迷うと思います。
必要なプロテインの量や私のおすすめの商品をご紹介します。
過食症におけるプロテインの種類や量について
プロテインの種類はホエイプロテインがよいです。
プロテインにはソイプロテインもありますが、ホエイプロテインより効果が劣ります。
ホエイプロテインには、大きく分けて、WPCとWPIがあります。
WPCには乳糖が含まれていますが、WPIは乳糖が完全に除去されているので、乳糖不耐症の方はWPIがよいと言われています。
規定量として、1日20g×2回となっています。
(ここでいう20gというのは、食品の重さではなく、また摂取する商品の量でもありません。商品によって実際のたんぱく質含有量は異なりますが、商品の説明欄に100gあたりのたんぱく質の量の記載がありますので、ご参照ください。)
そして、どのメーカーの商品がよいのかというと、推奨するメーカーなく、自分の気に入ったものを続けられればよいかと思います。
藤川徳美(2019) 意志や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる 方丈社
私の個人的なおすすめホエイプロテイン
私の選んだ基準として、まずは価格、そして味です。また、メガビタミンでたくさんのサプリメントを飲んでいたので、ビタミン等が入っているものではなく、プロテインのみの商品で探しました。プロテインの含有量については70%くらいで、含有量が高いものと比べると少し劣るかもしれません。
その上でのおすすめ商品2つを紹介します。
アルプロン
こちらは最初に見つけて気に入って飲んでいました。
よいところは、まずリーズナブルなところです。また定期的にセールをやっているので、そのタイミングを使用して購入していました。
また味が多いので飽きずに続けることができます。味の好き嫌いについては、個人差があると思うのですが、私はチーズケーキが好きでした。レビューをご参考にしていただければと思います。
エクスプロージョン
こちらは今一番気に入っているメーカーです。こちらもリーズナブルで、プロテインを感じさせないおいしさで、溶けやすい商品でもあります。
試したものは、メロンのチョコレートのみですが、いずれもおいしく飲みたいと思ってしまうほどです。メロンはメロンアイスの味がします。チョコレートは普通にチョコレートドリンクのような感じです。
ひとつ個人的に残念なのが、1kgの包装がないことです。3kgと300gなので、たくさん飲む私としては3kgを選ぶのですが、場所をとります。
それがあるにせよ値段と味から考えるとこちらの商品を続けようとは思っています。
よくある疑問①たんぱく質とプロテインは何が違うの?
日本語と英語の違いで同じもののようです。
そもそもプロテインとは、英語で「たんぱく質」を意味する言葉ですが、現在は「プロテインパウダー」として広く認識されています。(ルネサンスホームページ)
よくある疑問②1日に必要なたんぱく質の量は?
健康維持、病気の予防のためには自分の体重×1gのたんぱく質摂取が必要です。これが1日最低限の量です。可能であれば1日体重×1.5~2gを確保できればよいです。
藤川徳美(2019) 意志や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる 方丈社
よくある疑問③食品にはどれくらいのたんぱく質が含まれていますか?
主なものはこちらに記載があります。
食品成分データベース 文部科学省ホームページ
食品成分ランキング (mext.go.jp)
こちらのサイトでは食品名で検索できます。
食品成分データベース 文部科学省ホームページ
食品成分データベース (mext.go.jp)
よくある疑問④飲みすぎは体に悪いのではないですか?
参考とした書籍では消化吸収されずに体外に出るので、過剰症の心配はないとの記載です。
藤川徳美(2019) 医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる 方丈社
ただし、サイトによっては内臓疲労、尿路結石等が起こる可能性があると記載のあるものもあります。
タンパク質の摂りすぎは危険!?過剰摂取による影響とは グリコホームページ
タンパク質の摂りすぎは危険!?過剰摂取による影響とは | POWER PRODUCTION MAGAZINE(パワープロダクションマガジン)
よくある疑問⑤どのくらい飲み続けると治りますか?
どんな慢性疾患であっても、発症後1年未満ならほとんどは3か月程度で改善するそうです。ただし、発症後10~20年経っていると改善にはかなり時間がかかるとのことです。
過食症に関してですと、過食欲求は、キレート鉄、ビタミンBコンプレックス、ビタミンC、ビタミンEの併用をした場合、早い人で1か月、遅い人で数か月で減ってくるようです。ただし、強い薬を使用中の人、継続的に薬を使用中の人(抗うつ薬や睡眠薬等)はなかなか出ないようです。
私は20年以上の過食でしたので、はっきりと効果が出てきたのは1年以上経ってからでした。
藤川徳美(2019) 意志や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる 方丈社
小西伸也(2018) 食べて治す 過食症・砂糖中毒 過食嘔吐 NextPublishing Authors Press
最後に
過食症の治療でのプロテインは一般化されているものではないかもしれませんが、実際私は効果があり、やっと嘔吐したい気持ちから解放されました。試してみる価値はあると思うので、参考になれば幸いです。