失ったものについて

私の過食症は、友達や職場で気づかれないような比較的軽度の過食症ではありましたが、週数回とはいえ20年以上でしたので、過食症による合併症はありました。

比較的軽度でも失うものはあるので、参考になればと思い書きます。

自分の話の前に、一般的に言われている症状については、こちらに分かりやすく記載がありましたのでご紹介します。

UMIN 大学病院情報ネットワークより、過食症ハンドブック → eds.pdf (umin.ac.jp)

虫歯の治療のあとがとても多いです。

ここ数年は過食後の歯磨きをきちんとしていたので、以前ほどではできる頻度は減りましたが、それにしても銀歯だらけでカッコ悪いです。

白い詰め物を合わせると半分以上が虫歯の治療をしています。

歯医者さんには過食症がばれているかもしれません。

糖尿病の予備軍、低血糖症状

絶え間なく甘いものや炭水化物を過食嘔吐し、その結果、食直後血糖値が200を超えていました。(7年前でそれ以降は検査していません。一般的な検査ではないため、普通の健康診断や人間ドックの項目には入っていません。)

年齢がそこまで高くのと、体型は標準~痩せ気味だったからか、空腹時血糖値やHbA1cはほぼ標準でした。隠れ糖尿病のグループでした。

そして、症状としてきつかったのは、食後の低血糖です。(血糖値は実際には測っていないので自己判断にはなるのですが・・・)

炭水化物や糖分をたくさん摂ると、血糖値が急上昇、急降下することで、食後数時間後に冷や汗や動悸、気持ち悪さが現れました。

特にお昼ご飯を食べた後、夕方頃に症状が強いです。

今は少し症状が軽くなりましたが、治っておらず気持ち悪さはでるので、普段のお昼ご飯は炭水化物が摂れません。食べるときは、あとに気持ち悪くなることを覚悟しなければなりません。

職場でお昼ご飯を食べるのに、ひとり炭水化物なし、でなんだか浮きますが仕方ありません。

その他

・時間

夜中起きて食べて、通学通勤時間は寝るという生活、病気なので仕方ありませんが、有意義に使いたかったと今は思います。

・食べ物代

計算してはいませんが、20年以上なので、仮に月5000円だとしたら、5000×12×20=1,200,000!! 120万円となります。

・過食嘔吐していたときの症状

今は大丈夫ですが、嘔吐に血が混じったり、力を入れて吐くためか、まぶたに内出血ができていました。喉も荒れていたためか風邪をよくひきました。

まとめ

歯と低血糖の症状は治ることがなく、症状が落ち着いた今これからも付き合っていかなければなりません。

ただ、逆に歯と低血糖の症状以外は今からでもやりなおしがきくと思っています。

使った時間やお金は戻りませんが、これから一度しかない人生なのでやりたいことをがんばって毎日少しでも前に進みたいです。

次は、過食症を治すためにやってたことを書こうと思います。

色々もがいて経験してきたので参考になればと思います。

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